水稲用初期剤

初期剤は、代かき後~移植7日前まで、もしくは移植直後からノビエ1葉期までに使用する除草剤です。ノビエ1葉期とはおよそ移植後5日後までのことです。

土壌処理効果により、雑草の出芽直後の幼根や幼芽が処理層に触れることで雑草を抑制します。

残効期間は、通常処理後15〜25日で主にノビエなどの一年生雑草に効果があります。

効果的に使用するためには、代かきで凹凸のない土壌づくりをし、水が十分に張った状態で散布しましょう。また効果を持続させるためにも田植同時処理の場合、一定期間、処理水の流出を防ぎましょう。