水稲の追肥タイミングをLINEで通知。

県内の水稲生産者に対し、肥料の効果が切れる恐れがある場合にLINEで通知するサービスを滋賀県が開始。

サービスは滋賀県が防災・防犯情報やイベントの案内などを配信する「しらしが(しらせる滋賀情報サービス)」内で配信される。これまで実施している電子メールとデータ放送での配信に加え、2019年からはLINEでの配信も開始。
県内を6地区に分け、それぞれの地区に設置された実証圃場で、「コシヒカリ」を基肥一発肥料で栽培。ドローンに搭載した測定器を利用して植生指数(NDVI)を測定。同時期に水稲の生育量も測定し相関関係を解析。前年度の結果とあわせ追肥判断基準を作成。肥料の効果が続いているかを確認し、追肥が必要となった場合にはその地区の登録者に追肥施用の検討をうながす通知をする。
県ではコシヒカリのほか、酒造米「吟吹雪」でも実証圃場を設置しているが、今後は対象品種を拡充させていく考え。

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