ジャンボタニシの防除対策(春夏編)が公開。

田植え直後の柔らかい水稲苗を食害する外来種ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)。全国的に発生が増加しているが、田植え前後に地域ぐるみで対策を行うことで効果的な防除が可能。ジャンボタニシの防除対策をまとめたリーフレットの春夏編を農林水産省が公開。

ジャンボタニシは寒さに弱く、水温が14度以下で活動を停止し、水田や用排水路の土中に潜って越冬する。越冬率は高くないが、地球温暖化などの影響で暖冬になると越冬率が高まる。
田植え前の防除対策としては、
・水路に発生している場合には、取水口・排水口に9mm目合程度のネットや金網を設置。
・発生量が多い場合には、石灰窒素を散布。
・発生している場合には、田植え時に効果が高い薬剤を全面散布、貝が集まる深水部分への重点的な散布。
などを推奨。リーフレットは農林水産省のHPで閲覧可能。

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